米国半導体工業会によると、2025年7月の世界半導体売上高は前年同月比20.6%増の621億米ドルになったという。地域別では日本のみマイナス成長だった。
米国半導体工業会(SIA:Semiconductor Industry Association)は2025年9月5日(米国時間)、2025年7月の世界半導体売上高が前年同月比20.6%増の621億米ドルになったと発表した。
2025年7月の世界半導体売上高は前月比でも3.6%の増加となった。SIAの社長兼CEOであるJohn Neuffer氏は「2025年7月の世界半導体市場は引き続き好調だ。この成長は引き続き、米州およびアジア太平洋における堅調な需要がけん引している」とコメントしている。
2025年7月の世界半導体市場を地域別でみるとアジア太平洋/その他が前年同月比35.6%増、米州が同29.3%増、中国が同10.4%増、欧州が同5.7%増と成長したが、日本は同6.3%減となった。前月比では米州が8.6%増、アジア太平洋/その他が4.9%増だったが、欧州では横ばいとなった他、中国が1.3%減、日本が0.2%減となった。
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