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アドバンテスト、サイバー攻撃の影響は「ほぼ解消」2月発生インシデント続報

アドバンテストは2026年3月4日、同年2月に発生したサイバーセキュリティインシデントの続報を発表した。中核業務は問題なく稼働していて、その他システムも復旧を進める。外部専門家によれば、現時点で不正な侵入者は排除され、本件に関するデータの公開も確認されていないという。

» 2026年03月05日 14時30分 公開
[杉山康介EE Times Japan]

中核業務は問題なく稼働 業績にも大きな影響なし

 アドバンテストは2026年3月4日、同年2月に発生した一部システムにおけるサイバーセキュリティインシデントの続報を発表した。生産、出荷、カスタマーサポート活動を含む同社の中核業務は問題なく稼働していて、その他システムも適切な管理の下、安全な方法で復旧を進めているという。

 アドバンテストでは、2026年2月15日に同社IT環境内にて異常な動きを検知したことから、影響を受けた可能性のあるシステムを隔離するとともに、調査および被害拡大防止のため、外部の主要なサイバーセキュリティ専門機関との連携を開始していた。

 対応策の一環として、影響を受けた可能性のあるシステムの隔離に加えて、他のシステムも予防的に停止し、問題の分析と封じ込めを実施。システムの完全復旧に向けた作業と並行して、顧客に対して業務上の問題を生じさせる可能性への対応策も講じてきたという。

 こういった封じ込め措置と事業継続計画の発動により、業務中断のリスクを最小限に抑え、顧客へのサービス提供を支障なく継続できたとする。中核業務への影響も限定的で、ほぼ解消されたとしている。

 外部サイバーセキュリティ専門家によれば、本発表時点でアドバンテストのシステム環境から不正な侵入者は排除されていて、本件に関するデータが公開された兆候も確認されていないという。また2026年3月期の業績に対し、本件による重大な影響はないと見込む。

 再発防止のため、アドバンテストでは防御体制のさらなる強化や、セキュリティ対策や監視機能、内部統制の強化を行う。調査は現在も継続中で、同社は「システムのセキュリティと完全性を保護すること、顧客に信頼性の高い製品とサポートを提供することは、当社にとっての最優先事項だ。当社は、顧客と密接に連携して本件への対応を進める」とコメントしている。

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