R-Car T2は、低消費電力と小型化も実現。消費電力は、I/O(input/output)含めて、40mW(Typ.)となり、「他社製品と比べて約1/5の省電力となり、密閉された空間でも、デバイスから発生する熱を低減する」(ルネサス)と語る。6mm角の小型パッケージとなっており、小型の車載カメラモジュールに実装可能だ。
2015年9月9日よりサンプル出荷を開始し、サンプル価格は2000円/個。2016年12月から量産を開始し、2017年に9月までに月産50万個の出荷を計画している。
発表会では、デモカーによるLVDSカメラとイーサネットワークカメラの遅延比較が行われた。下記の映像を見ても分かる通り、目視ではLVDSカメラとイーサネットカメラによる映像のズレは見られないことが分かる。
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