三菱電機は2016年4月20日、地震の影響で稼働を停止している2つの工場の最新状況を公表した。
三菱電機は2016年4月20日、同14日夜以降に発生している熊本地方での地震の影響で稼働を停止している2つの工場の最新状況を公表した。
稼働を停止しているのは、パワー半導体の前工程製造拠点であるパワーデバイス製作所熊本工場(熊本県合志市)と、メルコ・ディスプレイ・テクノロジーの液晶モジュール工場(熊本県菊池市)の2拠点。
2016年4月20日現在、両拠点共に、建屋の倒壊などは確認されておらず、「余震が続く中、可能な限りの確認作業を継続中」(三菱電機)とし、生産再開に向けた作業を実施している。
なお2工場ともに、現在、電気は供給されている状態で、火災やガス漏れなどは発生していないという。従業員についても全員、重篤なけが人がいないことを確認している。
生産見込みについては、「判明次第速やかにお知らせする」(同)とし、未定だ。
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