TEDとバイテックが合弁――NXP製品共同販売へ:「両社の融合による相乗効果を」
東京エレクトロンデバイスとバイテックグローバルエレクトロクスは2016年7月28日、NXP Semiconductors製品サポートを事業内容とする合弁会社設立に合意したと発表した。
東京エレクトロンデバイス(TED)とバイテックグローバルエレクトロクス(VGEL)は2016年7月28日、NXP Semiconductors製品に関する販売マーケティング、プロダクトエンジニアリングサポートを事業内容とする合弁会社設立に合意したと発表した。
TEDとVGELの両社は現在、共にNXPの国内販売代理店を務めている。TEDは、NXPが2015年12月に買収したFreescale Semiconductor製品を主に扱う。一方のVGELは、Freescale買収前からNXP製品を扱ってきた。今回両社のNXP製品販売機能を統合することで、旧NXP製品と旧Freescale製品の双方をより本格的に扱えるようになる見込み。両社は「融合による相乗効果が期待でき、顧客満足度の向上につながる」としている。
合弁会社の名前は、「ビステル」(東京都品川区)。資本金は1億円で、出資比率は両社ともに50%だ。会長にはTEDの初見泰男氏、社長にはVGELの佐々木亮氏が就任する。事業開始は2016年10月1日で、従業員は50人を予定している。
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