ルネサス エレクトロニクスは2017年5月18日、産業革新機構などが所有する株式を2017年6月に売り出すと発表した。
ルネサス エレクトロニクスは2017年5月18日、産業革新機構などの大株主が所有する株式を2017年6月に売り出すと発表した。
売り出すのは、現在、発行済み株式の69.15%を所有する産業革新機構をはじめ、NEC(現所有株式割合8.86%*))、日立製作所(同7.66%)、三菱電機(同6.26%)が所有する株式の一部。売り出す株式の合計は最大で発行済み株式の約25%に相当する4億2243万2900株。筆頭株主である産業革新機構の売却後の出資比率は約50.1%になる見込みで、過半出資は維持される見通し。売り出し価格は未定で、2017年6月12〜14日に決定する。
*)退職給付信託拠出分含む。
株式の売り出しの目的についてルネサスは「投資家層の拡大や流動性の向上」としている。
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