ノキアが日本で販売開始するデジタルヘルス製品は、ヘルスケア用スマートウォッチ3機種「Steel」「Steel HR」「Go」と、Wi-Fi接続型のBMI体重計3機種「Body」「Body+」「Body Cardio」などだ。
SteelとGoは消費カロリー、歩数、移動距離の記録が可能。また、内蔵の加速度センサーでユーザーの動きを感知することで、睡眠中か否かを認識し、睡眠サイクル(睡眠が浅いか深いか)まで判別できる。Steel HRは今秋に発売予定の新製品で、SteelとGoの全機能に加え、心拍測定機能を備えている。
一方、Bodyは体重とBMIの測定が可能。Body+はBodyの機能に加え体組成計機能を搭載。Body CardioはBody+の機能に備えるとともに、動脈硬化の進展を示すパラメーターの1つである脈波伝播(でんぱ)速度(PWV:Pulse Wave Velocity)や、心拍数の測定も可能だ。
これらのデバイスは、ノキアのアプリ「Health Mate」と連携して使用する。同社はHealth Mateを介し、睡眠サイクルの最適化するための「スリープマスター」、妊娠中の女性が体重を保つための「妊娠トラッカー」、体形を維持するための「シェープアップ」という3種類の健康管理プログラムを提供。スリープマスターはSteelとGo、妊娠トラッカーはBody+とBody Cardio、シェープアップはBody、Body+、Body Cardioに対応している。
ノキアは今後、日本のデジタルヘルス市場にどんな製品を投下していくのか。プレオモン氏はそれについて、「ノキアは旧Withings製の体温計を海外で展開している。だが、それを日本で販売するためには認可が必要だ。その認可を得るため、当局と掛け合っていきたい」と語っている。
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