Pingtougeは、チップのプラットフォームをSoC(System on Chip)開発メーカーに提供するだけでなく、2019年9月に、コードをGitHub上にオープンソースとして公開する予定だ。
Alibaba GroupのバイスプレジデントであるXiao Ning氏は、「従来のチップのプラットフォームでは、断片化するAIoT(Artificial intelligence Internet of Things)のニーズに対応することが難しくなってきている。そうした課題を解決する鍵となるのがオープンソースであり、Pingtougeは、来たるAIoT時代のチッププラットフォームのサプライヤーとして貢献できるだろう」と述べた。
RISC-V、関心は高いが普及には障壁も
RISC-Vは今や、SoC(Sytem on Chip)に深く組み込まれたコントローラーとしての足掛かりを確立するに至った。そこで次に、「このオープンソースのISA(命令セットアーキテクチャ)は、ホストプロセッサとして、Armやx86の代替へと大きく飛躍することができるのだろうか」という疑問が生じている。