日本では、介護福祉や自動車、スマートオフィス、防災といった分野を狙う。例えば、高齢者の転倒検知や、車内の乳幼児放置の検知、災害時におけるオフィスでの安否確認、地滑りの予知といった具合だ。地滑りの予知については現在、東北地方でソフトバンクとともに検証プロジェクトを行っている。同プロジェクトでは、センサーをソフトバンクの基地局近くに複数設置し、ソフトバンクのモバイルネットワークを介してデータをクラウドに上げている。
車内の乳幼児のモニタリングのイメージ。実際は乳幼児の“画像”が写るわけではなく、「乳幼児がいるか、いないか」を検知し、いる場合にはアラームが鳴るといったシステムを開発できる 画像:Vayyar imaging(クリックで拡大)日本での現在のキーパートナーはソフトバンクとマクニカである。Melamed氏によれば、日本では既に20に上る交渉およびプロジェクトを展開しているという。これらのプロジェクトを進めつつ、2020年末をメドに日本にオフィスを立ち上げる計画だ。
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