1リットルジョッキ片手に笑顔のTim Cook氏。もちろん、ビールを飲みに来ただけではありません。
この記事は、2022年10月13日に発行した「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたコラムの転載です。
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筆者の住むドイツ・バイエルン州では、先日、州都ミュンヘンにおいて世界最大のビールの祭典「オクトーバーフェスト」が3年ぶりに開催されました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大の影響で2年連続の中止となった後の“コロナ明け”の開催であり、例年よりは少ないものの国内外から約570万人もの参加者が訪れたということですが(ビールの消費量は約560万リットル!)、その中にはなんと、AppleのCEO(最高経営責任者)、Tim Cook氏の姿もありました。
Cook氏は、2022年9月28日(ドイツ時間)、オクトーバーフェストの会場で「Mass(マス:1リットルのビールジョッキを意味する)」を片手にした自身の画像をTwitterに投稿しました。この投稿を目にした筆者は、「もしかして、新製品『iMass』(たぶんハイテクなビアジョッキ的なもの)が登場するのか!」などとほんの少しだけ妄想しましたが、もちろんそんなわけはなく、他に大事な目的がありました。
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