会場ではPoC機を実際に動作させるデモを行っていた。デモでは2つのモードを用意。「チャージモード」では、充電用プラグから入るAC電流をOBCでDCに変換し、高電圧バッテリーを充電。さらにDC-DCコンバーターを介し低電圧バッテリーを充電する、という電気の流れをLEDのテープライトの光の流れで示していた。そして、もう1つの「ドライブモード」では、実際に高電圧バッテリーの電力がインバーターに供給され、アクセルを押すとモーターが回る様子を見せていた(展示会場内であり安全のため回転は低速になるよう設定されていたが、実際の機能で動作していた)
ルネサスは、今回のPoC開発を通じて得られた技術資産を活用し、X-in-1で必要とされる主要デバイスを提供するだけでなく、ソフトウェアを含めたシステム全体の提案やサポートをワンストップで顧客に提供していく方針。「今後もEVの早期開発を支援するリファレンスデザインやソフトウェアなど包括的ソリューションの提供に注力していく」としている。
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