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18mのロングシュート! ギネス認定の「AIバスケロボット」の実力電子機器設計/組み込み開発メルマガ 編集後記

» 2025年01月20日 12時30分 公開
[浅井涼EE Times Japan]

 この記事は、2025年1月20日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。

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18mのロングシュート! ギネス認定の「AIバスケロボット」の実力

 既にレポート記事をお届けしている通り、先日、エレクトロニクス製造の国際展示会「SEMICON Japan 2024」(2024年12月11〜13日、東京ビッグサイト)に行ってきました。

 展示会というと来場者は仕事の一環で来ている人がほとんどだと思いますが、大規模な展示会では情報交換や商談の場だけでなく、エンターテインメント要素のある企画も用意されている印象があります。SEMICON Japan 2024は特にそうでした。主催のSEMIジャパンで代表取締役を務める浜島雅彦氏も下記のインタビューで学生の来場者に言及していたように、「仕事のためのコミュニケーション」以外の目的を明確に持って開催されているのだと思います。

 今回、大賑わいだったのは「SEMICON STADIUM」という企画です。「AIロボット&スポーツ」をテーマに、半導体の利用例を体感できるというもので、富士通の骨格分析技術を利用した「Fujitsu Human Motion Analytics」によるバッティング解析や、生成AIを利用したオムロンの卓球ロボット「フォルフェウス」の実物展示には多くの人が集まっていました。

 会期最終日には元プロ卓球選手の水谷隼氏も来場し、フォルフェウスとのラリーの様子を自身のXに「AI最強」という言葉とともに投稿。2025年1月17日時点で6.9万件もの「いいね」が寄せられています。幅広い層に半導体やAI技術の進化が伝わり、企画は大成功だったのではないでしょうか。

 そして、トヨタ自動車のAIバスケットボールロボット「CUE6」によるロングシュートデモは、私もタイミングよく見ることができました。

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