サンケン電気は2026年5月15日、2026年3月期通期(2025年4月〜2026年3月)の決算を発表した。子会社だったAllegro MicroSystemsが連結対象から外れたことや、中国で白物家電の自国半導体シフトが進んだことなどで減収減益し、純利益は前期の509億円の黒字から、98億円の赤字に転落した。
サンケン電気は2026年5月15日、2026年3月期通期(2025年4月〜2026年3月)の決算を発表した。売上高は802億円で前期比34.1%減、営業損失は47億円で前期から9億円の赤字拡大になった。純損益は前期の509億円の黒字から、98億円の赤字に転落した。減収減益の主な要因として、子会社だったAllegro MicroSystems(アレグロ)が2024年8月に持ち分法適用関連会社となって、連結対象から外れたことがあるという。
為替差損などの営業外損益や、旧ユニット事業売却によるサンケンインドネシアの工場売却、同社や石川サンケンの特別退職金といった特別損益などを計上した結果、純損失98億円になったとしている。
サンケン電気本体主導の半導体ビジネスを指す「サンケンコア」は、売上高が前期比12.7%減の786億円、営業損益が前期の20億円の黒字から45億円の赤字に転落した。白物家電市場を中心とした減収や為替影響、生産調整、素材価格の高騰などが減収減益の影響だとする。
サンケンコアの売上高を市場別に見ると、自動車は314億円で前期比0.9%減、白物家電は365億円で同21.5%減、産機/民生は107億円で同9.8%減だった。白物家電では特に中国で自国製半導体へのシフトが強まったことが影響した。日系顧客の中国向け需要は減少したものの、新規参入したインド市場では売り上げが出始めていて、引き続きインド顧客でのシェア拡大を狙うとした。
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