ジャパンディスプレイ(JDI)は2026年5月14日、2025年度通期の決算を発表した。売上高は前年比29.6%減の1323億円で、営業損失は同184億円改善し187億円だった。純損失は同584億円改善し198億円だった。生産を終了した工場の売却などの構造改革を行い、2027年度の営業黒字化を目指す。
ジャパンディスプレイ(JDI)は2026年5月14日、2025年度通期の決算を発表した。売上高は前年比29.6%減の1323億円で、営業損失は同184億円改善し187億円だった。純損失は同584億円改善し198億円だった。
売上高の減少には、ディスプレイ事業の戦略的縮小を進めてきたことや、民生/産業機器鳥取工場(鳥取県鳥取市)と茂原工場(千葉県茂原市)での生産終了による受注減少が影響した。営業損失の改善は、生産終了に伴う経費削減や人件費削減によるものだ。
2025年度第4四半期(1〜3月)の業績は、売上高が前年同期比21.3%減の351億円、営業利益は3700万円の黒字(前年同期は133億円の営業損失)。純損失は同241億円改善し、53億円だった。JDI 最高財務責任者(CFO)の平林健氏は「四半期ベースの営業損益が黒字になるのはJDIとしては4年ぶりだ。構造改革による収益構造の改善が着実に進んできている」と述べた。
2026年度の業績予想については、現時点で非開示とした。財務状況改善に向けた施策や米国ディスプレイ事業の詳細が決定していないためだ。また、2025年5月時点では2026年度の営業黒字化を目指すとしていたが、茂原工場の生産終了に伴う受注減や、米国ディスプレイ事業を含む新規事業の立ち上げに伴う先行投資などの影響で、営業黒字化の目標時期は2027年度に修正した。
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