組み込み業界の発展と国内産業の競争力向上に寄与する製品、ソフトウェアなどに贈られるEdgeTech+ AWARD 2025の結果も発表された。
Edge Technology優秀賞には、ディジタルメディアプロフェッショナルの「エッジAIカメラSoC Di1」が選出された。AI処理機能を統合した、ドローンなどモビリティ機器向けのカメラ用SoC(System on Chip)で、「エッジAIデバイスを手軽に、誰でも導入できるようにしたこと」が評価されたという。
もう一点、パナソニックオートモーティブシステムズの「ISO/SAE21434準拠 脅威・脆弱性分析ソリューション VERZEUSE for TARA」もEdge Technology優秀賞に選出された。なお、こちらは2025年11月6日時点で詳細未発表の製品になっている。
AI/生成AI優秀賞は、フィックスターズの生成AI、大規模AI処理を高速化するソフトウェアプラットフォーム「Fixstars AIBooster」が選出された。
AI設計支援 優秀賞には、
の3製品が選出された。
これらの結果について、山田氏は「全てAIが関連していて、非常に2025年を象徴していると思う」とコメント。その他にも全固体電池など、会場にはモノづくり産業で注目されている技術が多数登場するとした。
EdgeTech+ 2025の開催期間は2025年11月19〜21日の3日間で、時間は19日、21日が10〜17時、20日が10〜18時。場所はパシフィコ横浜で、参加には無料の来場登録が必要だ。
AIで骨格検知 製造現場の安全確認/手作業訓練を効率化
国産AI SBC「Kakip」(カキピー)のロボット制御デモを発見
STM32マイコンで産業IoT 音声UIから予知保全まで対応
「消費電力が一般品の半分」の産業用SSDがより小型に
ヒートシンクいらずのエッジAI 画像処理とロボット制御を同時に実行Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
記事ランキング