フィンランドDONUT LABは「CES 2026」で量産車向けの全固体電池を公開した。2026年第1四半期から、Verge Motorcycleの電動バイク「Verge TS Pro」に搭載される。DONUT LABはフィンランドの工場で、全固体電池を年間1GWhの規模で生産する予定だ。
フィンランドDONUT LABは「CES 2026」(2026年1月6〜9日、米国ネバダ州ラスベガス)で、「世界初」(同社)とする量産車向けの全固体電池を公開した。
展示した全固体電池のエネルギー密度は400Wh/kg。5分間でフル充電し、サイクル寿命は最大10万だという。DONUT LABの担当者は、正極、負極、固体電解質の材料やプロセス技術について「非公開」とした。「特に材料とプロセス技術は当社の競争力の源泉で、一切コメントできない。ただし、地政学リスクを抑えられる材料ではある」(同社)。コスト/価格についても明確な数字は公開できないとし「リチウムイオン電池よりも安価」と述べるに留めた。全固体電池はフィンランドの工場で生産され、生産能力は年間1GWhだという。
DONUT LABの全固体電池は、2026年第1四半期から、フィンランドの電動バイクメーカーであるVerge Motorcycleの現行モデル「Verge TS Pro」に搭載され、公道を走行することになる。Verge TS Proには、4台の全固体電池(上記の写真の物が4つ)が搭載されるという。「Verge TS Proは過去数年間、リチウムイオン電池を搭載していたが、今回、全て全固体電池に置き換えた。内部の構造を大きく変えることなく、そのまま置き換えられるのが、われわれの全固体電池の利点だ」(DONUT LAB)
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