図11はスマホ向け3nmプロセッサの市販製品一覧である。全てのチップは開封して解析済みだが、面積の項のみ黒塗りとさせていただいた。米国、韓国、中国、台湾の4カ国/地域から製品がリリースされている。製品としては成熟したスマホだが、中身の基本構成は同じもののIP種、コア数など各社各様だ。2026年には2nmプロセッサが多数発売されるので、継続して観察していく予定だ。1年後には2nmプロセッサ一覧の報告を行いたい。
図12は2025年11月に中国で発売されたHuawei「Mate80 Pro」の様子である。独自プロセッサ「Kirin 9030」を搭載する。すでにチップ開封解析は終わっており、前チップ「Kirin 9020」に対して機能アップだけでなく(かなりの)密度向上も確認できている。詳細な情報の公開予定はないが、今後も非公開チップも含めて網羅的に観察を続けていく。
今回は100回目の連載だったので、通常より2枚ほど図を多くさせていただいた。次回はNVIDIA「DGX Spark」を取り上げたい。
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