PALTEKは2014年6月、サイミックスより半導体事業とMEMS事業を譲り受けることで合意した。PALTEKは6月10日に設立した新会社でこれらの事業を引き継ぐ。事業譲渡日は6月30日の予定。
PALTEKは2014年6月、サイミックスより半導体事業とMEMS事業を譲り受けることで合意した。PALTEKは6月10日に設立した新会社でこれらの事業を引き継ぐ。事業の譲渡日は6月30日を予定している。
新会社の名称は、「テクノロジー・イノベーション」で、PALTEKが全額出資した。本社は長野県塩尻市に置き、代表取締役はPALTEK社長の矢吹尚秀氏が兼務する。PALTEKが引き継ぐことになったサイミックスの半導体事業では、人感センサーなどと組み合わせて用いる信号処理ICを開発している。MEMS事業では、微細加工技術を駆使したモジュールや小型/薄型パッケージの開発を行っている。
センサー市場は、2020年に2011年比で38%の増加が見込まれるなど、成長分野の1つとして注目されている。そこで、PALTEKとしてもセンサーからの入力信号を処理するためのIC技術やモジュール化するための技術などをグループ内に蓄積し、顧客に提案していくことで事業の拡大に結び付けていく考えである。
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