IDTは2014年12月、2015年1月に開催される「2015 International CES」で紹介されるリモコン「Cube」に、無線給電ICが採用されたと発表した。
IDTは2014年12月、2015年1月6日(米国時間)から開催される世界最大のコンシューマーエレクトロニクスショー「2015 International CES」で紹介される仏4MOD Techonology(以下、4MOD)製リモコン「Cube」に、無線給電ICが採用されたと発表した。
Cubeは、立方体形状のリモコンで、テレビ、ビデオ、音楽プレヤー、ラジオといった複数の機器を1台で制御できる。制御は、簡単なタッチジェスチャーで操作でき「革命的なリモコン」(IDT)とする。
Cubeは充電式で、ベースユニットと呼ぶ充電台に、Cube本体を置くことで充電できる無線充電方式を採用。「無線充電は、Cubeのユーザー・エクスペリエンスの重要な一部分」(4MOD CEOのローラン・ステファン氏)と位置付けるなど、Cubeの特長の1つとなっている。
IDTの無線給電ICは、Cube本体、ベースユニット部の双方に搭載される。ベースユニット部にはシングルチップ5Vワイヤレス給電トランスミッタIC「IDT P9038」を、本体側にはシングルチップ超小型ワイヤレス給電レシーバICの「IDT P9025B」を使用し、WPC(Wireless Power Consortium)1.1 Qi仕様に準拠した構成となっている。
ワイヤレス給電の最新事情
広がる無線給電の用途、民生機器から自動車まで
ワイヤレス給電の市場規模、5年後は40倍に
フレキ板でアンテナ! 曲がるワイヤレス給電モジュール
A4WPのトップが「rezence」の最新状況を説明Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
記事ランキング