SMKは2015年7月に、フィリピンで新工場を稼働させると発表した。需要が拡大するリモコンの製造を実施する。
SMKは2015年4月21日、需要が拡大するリモコンの増産を目的にSMKフィリピンに第二工場を開設し、2015年7月から稼働すると発表した。第二工場の稼働により、SMKフィリピンの製造スペースは約1.2倍になるという。
SMKフィリピンは、SMKグループのタッチパネル製造の主力工場の位置付けで、主に車載向けを中心としたタッチパネルを生産してきた。ただ2013年には、スマートフォン用メモリカードコネクタと太陽電池モジュール用コネクタの、2015年から車載用コネクタの生産を立ち上げるなど生産品目を拡充してきた。
新たに開設する第二工場は、需要が拡大しているというリモコンの製造を行う目的であり、SMKフィリピンの生産品目はさらに増えることになる。
第二工場は、従来工場から約200mの場所に位置し、床面積は4500m2で、うち製造スペースは3000m2。SMKフィリピン全体としての製造スペースは従来比約1.2倍となる2万4500m2に拡張される。第二工場の従業員数は2016年3月時点で約600人を予定。同時点でSMKフィリピンの従業員数は3100人規模となる見込みだ。
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