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東芝、ディスクリート半導体の開発効率アップを狙い新技術棟を建設ビジネスニュース 企業動向

東芝は2015年3月23日、ディスクリート半導体の主力製造拠点である加賀東芝エレクトロニクス(石川県能美市)に、新たな技術棟を建設すると発表した。

» 2015年03月24日 07時00分 公開
[竹本達哉EE Times Japan]

 東芝は2015年3月23日、ディスクリート半導体の主力製造拠点である加賀東芝エレクトロニクス(石川県能美市/以下、加賀東芝)に、新たな技術棟を建設すると発表した。完成は同年9月を予定している。

開発部門集約済み

 東芝は、パワー半導体や白色LEDなどを展開するディスクリート半導体事業において2014年に、川崎市のマイクロエレクトロニクスセンターと姫路半導体工場(兵庫県姫路市)の2拠点の開発技術者を、8インチウエハー対応の前工程製造拠点である加賀東芝に集約。研究開発から量産までの一貫体制を構築している。

 今回、新たに建設する技術棟は、加賀東芝敷地内に分散していた開発部門の執務室を集結させ、開発効率を高める狙いがある。新技術棟は、建屋面積は約1800m2で、延べ床面積は5400m2となる。

 東芝では、「加賀東芝を、開発から量産まで一貫して行うディスクリート事業の主要拠点として位置付け、今後も現行世代品の製造から次世代デバイスの開発まで積極的に行っていく」としている。

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