「iPad Pro」に比べて、さらりと発表されてしまった「iPad mini 4」だが、前世代に比べて当然ながらきちんと進化している。iFixitが、既に分解を完了しているので、その様子を見てみよう。
2015年9月9日(米国時間)に新製品発表会を開催したApple。タブレット端末の話題は、もっぱら12.9型ディスプレイを搭載した「iPad Pro」に持っていかれた印象が強いが、本記事では「iPad mini 4」に焦点を当てたい。
というのも、やはり早速iFixitが分解していたからだ。
まずは、iPad mini 4の主な仕様を簡単に振り返ってみよう。
メインボードの搭載部品を見ていこう。
赤:Appleのプロセッサ「A8」。パッケージ内には、SK Hynixの2GB LPDDR3 SDRAM「H9CKNNN8KTBUSR」が搭載されている。ちなみに、「iPad mini 3」では、エルピーダメモリの1GB LPDDR3 DRAMが採用されていた
オレンジ:SK Hynixの16GB NAND型フラッシュメモリ「H2JTDG8UD1BMR」
黄色:NXP SemiconductorsのNFCコントローラIC「65V10」
水色:Appleのオーディオコーデック「338S1213」
緑:NXP Semiconductorsの「LPC18B1UK」。これが、モーションコプロセッサ「M8」である
次は、同じメインボードの左の部分に搭載されている部品を見ていく。
赤:中国Universal Scientific IndustrialのWi-Fiモジュール「339S00045」。iPad Mini 3では、「339S0213」を採用していた
オレンジ:BroadcomのタッチスクリーンコントローラIC「BCM5976C1KUB6G」
黄色:Texas Instruments(TI)の「343S0583」
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