「iPad Pro」を分解 : 電池容量は「iPad Air 2」比で40%アップ (2/2 ページ)
メインボードの詳細を、さらに見ていきたい。
メインボード(その2)(クリックで拡大) 出典:iFixit
赤 :Fresco Logicの4ポートUSB 3.0ホストコントローラ「FL1100」
オレンジ :中国Universal Scientific IndustrialのWi-Fiモジュール
黄色 :NXP Semiconductorsの「1610A3」
緑色 :「343S00025-A1」と刻印されたIC
水色 :「343S00052-A1」と刻印されたIC
青色 :Maxim Integratedの「MAX98721CEWV」
紫 :Fairchild Semiconductorの「FDMC 6683」
バッテリー(クリックで拡大) 出典:iFixit
iPad Proのバッテリーは、電圧が3.77V、容量が1万307mAhだという。つまり38.8Whとなる。iPad Air 2の27.62Whに比べて約42%増加している。iFixitは、「Microsoftの『Surface Pro 4』の電池容量は38.2Whと推定しているので、それと同等レベルだ」と分解記事でコメントしている。
iFixitは、iPad Proの修理のしやすさを、10段階中「3」と評価した(「10」が最も修理しやすい)。iPad Air 2では「2」だった。前機種よりも、ほんの少し修理しやすくなったようだ。
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