Computimeは、「スマートエネルギーWeek2016」で、Wi-SUNやZigBeeなどの無線技術を活用した各種センサー製品やゲートウェイ製品のデモ展示を行った。
Computimeは、「スマートエネルギーWeek2016」(2016年3月2〜4日、東京ビッグサイト)で、Wi-SUNやZigBeeなどの無線技術を活用した各種センサー製品やゲートウェイ製品を展示、スマートエナジー/ホームオートメーションなどへの応用例を紹介した。
同社は香港のODM(Original Design Manufacturing)企業である。特に最近は、Wi-FiやZigBee、Bluetooth、Wi-SUN、Z-WaveなどIoT向け無線技術を活用した各種HEMS(Home Energy Management)センサー製品やゲートウェイ製品、タッチパネル装置などの開発受託及び製造事業が拡大しているという。日本でも東京都内に事務所を開設し、提案活動や顧客サポートを本格的に展開している。
展示ブースでは、リビングルームを想定したスペースに、同社が開発した複数の各種センサー製品やゲートウェイ製品を設置し、スマートフォン/タブレット端末でセンサー情報を管理するデモを行った。端末画面上では、例えばドアが開錠されると、その部分の色表示が緑色から赤色に変化する事例も示した。また、室内の温度や照明の明るさ、空気質なども具体的な数値を画面上に表示させ、居住者が瞬時に確認できることも紹介した。
デモ展示に用いた製品群は、ZigBee通信機能を内蔵した「ミニ温度&湿度センサー」「一酸化炭素センサー」「放射線センサー」「人感センサー」「ミニライトセンサー」「ドア開閉センサー」「窓センサー」などである。これ以外にもBluetooth Low Energy(BLE)通信機能を内蔵した「PM2.5センサー」製品や、Wi-Fi対応の「サーモスタット」製品、Wi-SUN/ZigBee対応のスマートプラグ製品、Wi-SUN/ECHONET Lite対応あるいはZigBee/Hi-F-対応のゲートウェイ製品などを用意している。
「これら開発済みの製品を活用することで、顧客はスマートホーム/ホームオートメーション環境を迅速に構築することができる。開発製品のカスタマイズにも対応している。センサー製品のさらなる小型化やユニークなデザインの採用、さまざまな通信プロトコルのサポートなどが可能である」(説明員)と話す。
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