ST、BLEで双方向音声通信できるシステムをデモ:インターフォンやリモコンでの活用を想定(2/2 ページ)
また、STはBLEとマイコン機能を1チップに統合したネットワークプロセッサ「BlueNRG-1」の展示も行った。BlueNRG-1はARM Cortex-M0コア、160kバイトのフラッシュメモリ、24kバイトのRAM、GPIO、SPI/I2C/UARTの通信ペリフェラル機能を内蔵。105℃までの動作温度を保証し、AEC-Q100に準拠しているため車載対応が可能だ。サイズは5mm角で、QFN32パッケージで提供される。
BLEとマイコンを統合したネットワークプロセッサ「BlueNRG-1」 (クリックで拡大)
車載での利用用途として、STは「スマートキーやワイヤハーネスが通せない箇所に搭載することで、車載の軽量化とコストダウンにつなげられる」と語った。
- エプソン、水晶と無線送信IC一体モジュール
セイコーエプソンは、水晶振動子と無線送信ICを一体化した近距離無線用送信モジュール「SR3225SAA」を開発した。RF回路の設計工数及び調整作業を削減することが可能となる。
- SequansのLTE Cat1チップ、ドコモ網で運用成功
フランスのSequans Communications(シーカンス・コミュニケーションズ)が、LTE Cat1(カテゴリー1)対応のチップセットを日本市場に投入する。LTE Cat1は、M2M(Machine to Machine)通信などに最適化されたもので、Sequans Communicationsのチップセットは、NTTドコモのLTE Cat1ネットワークを使った相互運用試験に成功したという。
- ZigBeeなどIoT無線規格対応のセンサーを用意
Computimeは、「スマートエネルギーWeek2016」で、Wi-SUNやZigBeeなどの無線技術を活用した各種センサー製品やゲートウェイ製品のデモ展示を行った。
- LoRa方式採用、サブギガ無線で通信距離最大8km
大井電気は、「スマートエネルギーWeek2016」において、最大8kmの通信距離を実現できる920MHz帯無線通信コンセントレーターを参考展示した。「LoRa」方式を用いることで長距離通信を可能とした。
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