PALTEKは、「第5回IoT/M2M展 春」で、各種センサー製品からゲートウェイ装置、クラウドシステムまでIoT(モノのインターネット)に関連するソリューションのデモ展示を行った。
PALTEKは、「第5回IoT/M2M展 春」(2016年5月11〜13日、東京ビッグサイト)において、各種センサー製品からゲートウェイ装置、クラウドシステムまで含めたIoT(モノのインターネット)に関連するソリューションのデモ展示を行った。顧客の個別要求に応じたシステム対応力などが同社の強みだという。
展示ブースには、遠赤外線カメラやジャイロセンサー、温湿度センサーなどを設置。これら複数のセンサーで収集したデータを920MHz帯マルチホップ無線ユニットで通信し、IoTゲートウェイを介してクラウドサーバへ送信するデモ展示を行った。
このシステム構成の中で同社は、Guangzhou Robustel Technologies製のセルラールーター/ゲートウェイ/モデムを注力製品の1つとして挙げる。M2M/IoT用途に向けた製品で、3Gや4G通信に対応している。Dual SIM対応モデルも用意されている。「Guangzhou Robustel Technologiesは中国メーカーではあるが、これまでに全世界で20以上の通信キャリアから認証を受けている」(説明員)とし、低コストに加えて品質面でも高い評価を受けていることを強調した。
この他、OKI製の920MHz帯マルチホップ無線ユニットは、親機1台当たり子機100台を接続することができ、2.4GHz帯を使った他の無線システムなどに比べて長距離伝送を可能とする。センサー製品では、FLIR Systems製の遠赤外線カメラや、シリコンセンシングシステムズジャパン製のMEMSジャイロセンサー/加速度センサーなどを用いて、IoT市場に向けたソリューションを具体的に紹介した。
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