太陽誘電は、「CEATEC JAPAN 2016」(2016年10月4〜7日、千葉・幕張メッセ)で、さまざまなガス成分を選択的に検出し、そのパターンでにおいを識別することができる「においセンサー」などの最新技術を展示した。
同社は、「Reliable the Next〜信頼で応える、太陽誘電のIoTソリューション〜」をテーマに、開発中の試作品などを数多く展示した。その1つがにおいセンサーである。においセンサーは、アロマビットと共同開発した。水晶基板上に、におい分子を選択して吸着させる感応膜を成膜している。感応膜は、アンモニアやトルエン、アセトン、エタノールなど、それぞれのにおい分子に反応し、選択的にガス成分が吸着する材料を用いている。におい分子の吸着量に比例して、水晶振動子の周波数は変化する。におい成分を複数のガスセンサー素子で測定し、得られた各成分のパターンから、においを識別することができるという。
触れるだけでつながる、パナが人体通信を展示
パナソニックは2016年10月3日、「CEATEC JAPAN 2016」(2016年10月4〜7日/幕張メッセ)のメディア向け先行公開で、同社の最新技術に関する展示を行った。本記事では、「銅メッシュタッチセンサー」「人体通信応用デバイス」「フレキシブルリチウムイオン電池」を紹介する。
スパイラル学習法でドローンを自動操縦
Preferred Networksは、「CEATEC JAPAN 2016」(シーテック ジャパン、会期:2016年10月4〜7日、会場:千葉市幕張メッセ)で新たな深層強化学習手法を用いて実現したドローンの自動操縦システムのデモを公開する。
CEATECが日本の底力を見せる!
2016年10月4日から7日まで開催されるCPS(サイバーフィジカルシステム)/IoT(モノのインターネット)に関する展示会「CEATEC JAPAN 2016」の開催前日記者会見が、展示会会場の千葉市・幕張メッセで行われた。