バッテリーテストは、Keysightが最も注力している分野の1つだ。Keysight World 2017 東京では、リチウムイオン電池セルの自己放電試験を大幅に短縮するシステムを展示した。主に電源アナライザーとDMM(デジタルマルチメーター)で構成されるシステムで、通常2〜3週間かかる自己放電試験を数時間で行えるという。「巨大な倉庫にバッテリーを幾つも並べ、何週間も放電して試験するのが現在の方法だ。このシステムを使うことで、バッテリーの在庫削減や倉庫の縮小につながると考えている」(キーサイト)
自動運転ではGNSSチップも機能安全対応が必須に
コネクテッドカー市場に注力するu-blox(ユーブロックス)は、次世代のV2X(Vehicle to everything)モジュールやGNSS(全地球航法衛星システム)モジュールの開発を進めている。u-bloxの共同創設者であるDaniel Ammann氏は、レベル4の自動運転車からGNSSが必須になり、それに伴ってGNSSレシーバーは機能安全対応が求められるようになると説明する。