その上で、鹿野氏は「2017年開催も、2016年開催のコンセプトを踏襲し、より本格化させる。CEATEC JAPAN 2017は、超スマート社会の実現を目指す国家ビジョンである“Society 5.0”の展示会として、日本の成長戦略や未来を世界に向けて発信する」と意気込む。来場者数目標は、2016年開催の約14万人を上回る16万人に設定し、前回を上回る展示会規模を目指す。出展者数については「現在、集計中」として、詳細を明かさなかったが「出展者のうち約3割は新規出展者が占める見込み」とし、新たな展示会コンセプトの下で、出展者の顔ぶれにも変化が生じていることをアピールした。
CEATEC JAPAN 2017の入場料は一般1000円、学生500円。Web事前登録または招待券持参による当日登録で入場無料になる。入場事前登録は既に受け付けを開始しており、「前年同時期に比べ、事前登録数は3割ほど増えている」(鹿野氏)と展示会規模拡大へ手応えを感じているようだ。
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