2019年10月15〜18日にかけて、「CEATEC 2019」が千葉・幕張メッセで開催される。DataRobot Japanは、「AIの民主化が現場の課題解決を加速」をテーマに、最新の採用事例などを展示する。
2019年10月15〜18日にかけて、「CEATEC 2019」が千葉・幕張メッセで開催される。2016年からのテーマである「CPS(サイバーフィジカルシステム)/IoT(モノのインターネット)の展示会」が、ことしも採用されている。
CEATEC 2019の開催に先立ち、アイティメディアの製造業向け5媒体であるEE Times Japan、EDN Japan、MONOist、スマートジャパン、BUILTは、特設ページを開設し、注目企業の見どころや新製品リリースなどの事前情報を紹介していく。
今回は、DataRobot Japan(以下、DataRobot)の出展内容について紹介する。
DataRobotは、「AIの民主化が現場の課題解決を加速」をテーマに展示やデモを展開する。同社は、機械学習のプロセスを高度に自動化する技術を手掛けており、現場の分析課題をデータサイエンティストではなく現場の実務者自身が解決できるようにすることを目指している。「これは現場レベルでの小さな改善を積み上げることで大きな競争力を構築する日本の製造業をはじめ、全ての産業の在り方に非常にマッチしている」と、DataRobotは説明する。実際に国内では多くの成功事例があり、CEATECではそれらも展示する予定だ。
DataRobotは、あらゆるレベルのユーザーが機械学習/AIを迅速に活用し、ビジネスへ展開するためのエンタープライズ向け機械学習自動化プラットフォームを提供している。数百種類に及ぶ、オープンソースの機械学習アルゴリズムで構成されるライブラリを組み込んだDataRobotのプラットフォームは、予測モデルのトレーニングと評価のプロセスを自動化し、かつ、それらを同時並行に行うことで、大規模なAI処理を可能にするという。DataRobotは、「あらゆる規模の組織や企業が、最速でAIの導入と活用を成功できるようにサポートしたい」と述べている。
日本では、既に明治安田生命、ヤマトホールディングス、パナソニック、三井住友カード、リクルートホールディングスなどを含む幅広い企業で導入され、成果をあげているという。
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