ルネサス、滋賀工場を2021年8月末に閉鎖:10月末には土地も譲渡
ルネサス エレクトロニクスは2021年8月27日、同社子会社であるルネサス セミコンダクタマニュファクチュアリングの滋賀工場(大津市)を同年8月31日付けで集約する、と発表した。
ルネサス エレクトロニクスは2021年8月27日、同社子会社であるルネサス セミコンダクタマニュファクチュアリングの滋賀工場(大津市)を同年8月31日付けで集約する、と発表した。
同社は2018年6月、同工場および山口工場について、「今後2〜3年をメドに工場閉鎖および集約する」と決定。2021年7月には「山口工場を22年6月に集約する」と発表している。
滋賀工場は、2020年5月に発表したLD(レーザーダイオード)/PD(フォトダイオード/フォトディテクタ)事業からの撤退に伴い、閉鎖が決定。同社によると、2021年3月末にはシリコン生産ラインを停止しており、同年8月末、残る化合物生産ラインの生産を停止することに伴い、同工場を集約する。集約後の土地は、同年10月末までにアーク不動産に譲渡する予定だ。
なお、滋賀工場で生産していた製品については、グループの他拠点への生産移管や生産中止を行う予定としている。
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ルネサス エレクトロニクスは2021年7月29日、2021年12月期第2四半期(4〜6月)業績(Non-GAAPベース)を発表した。第2四半期3カ月間の売上高は2179億円で前年同期比30.7%増、営業利益は614億円で同2.03倍と大幅な増収増益になった。売上総利益率は52.0%、営業利益率は28.2%だった。
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ルネサス エレクトロニクスは2021年6月25日、同年3月19日に火災が発生したルネサス セミコンダクタ マニュファクチャリングの那珂工場「N3棟」(300mmウエハーライン)の生産能力について、火災前と比較して100%の生産水準に復帰したと発表した。
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ルネサス早期復旧も、長年の課題であるシェア回復は足元、難しい状況。
- ルネサス那珂工場火災は「復旧」だけでなく「改革」を念頭に対処すべき
ルネサス エレクトロニクスの那珂工場では火災からの復旧作業が急がれている。ただ、目指すべきは「復旧」だけでなく、「改革」を念頭に置かねばならないのではないか、と考えざるを得ない。
- ルネサス 山口工場を2022年6月に集約と発表
ルネサス エレクトロニクスは2021年7月16日、同社子会社であるルネサス セミコンダクタマニュファクチュアリングの山口工場(山口県宇部市)を2022年6月末に集約することを決定した、と発表した。
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ルネサス エレクトロニクスは、2020年5月15日、LD(レーザーダイオード)、PD(フォトダイオード/フォトディテクタ)事業から撤退すると発表した。同社は、「次世代通信に向けた新商品開発の遅延などにより、当初期待していた売り上げの確保が困難な見通しとなった」などと説明している。
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