イリソ電子工業、A2B用フィルターコネクター開発 : 車載オーディオバス規格に対応
イリソ電子工業は、アナログ・デバイセズ(ADI)が提唱する車載オーディオバス規格「A2B」に対応するA2Bシステム用フィルターコネクターを、マクニカ アルティマ カンパニーと共同開発した。
イリソ電子工業は2021年11月、アナログ・デバイセズ(ADI)が提唱する車載オーディオバス規格「A2 B(Automotive Audio Bus)」に対応するA2 Bシステム用フィルターコネクターを、マクニカ アルティマ カンパニーと共同開発したと発表した。
A2 B専用フィルターコネクターの外観
開発したA2 B専用フィルターコネクターは、A2 Bの回路設計時に必要となる、周辺のフィルター回路をコネクターに内蔵している。周辺回路基板とコネクターを、特殊な樹脂でモールド一体成形したことにより、耐久性を高めた。温度や湿度、走行時の振動など、厳しい利用環境にも対応できるという。
A2 B規格は、1本のシールドされていないツイストペア(UTP)ケーブルで、オーディオデータと電源を伝送することができる技術である。従来方式に比べて、ケーブル配線の軽量化やコスト削減を可能にする。このため、車載オーディオ機器に加え、輸送機器や産業機器、住宅設備機器、家電製品などにも利用することができる。
ミリ波応用の振動センサー、非接触で機械保全が可能に
Analog Devices(ADI)の日本法人であるアナログ・デバイセズは2021年11月4日、同社のアライアンスパートナーであるサクラテックと共同開発した振動センサーソリューション「miRadar(マイレーダー) CbM」について説明会を開催した。
ADI、“地球環境に優しいクルマ”の実現を目指す
アナログ・デバイセズ(ADI)は、「第4回[名古屋]オートモーティブワールド−クルマの先端技術展−」(2021年10月27〜29日、ポートメッセなごや)に出展、オンラインでメディア向けブースツアーを開催した。
「電池でエッジAI」を手軽に実現、ADI
Analog Devices(Maxim Integrated Products)は近年、エッジAI(人工知能)にも力を入れている。それを象徴するのが2021年7月に発表した、エッジAI向けの小型カメラキューブのレファレンスデザイン「MAXREFDES178#」だ。顔認識やキーワード認識などを、コイン電池で実行できるほど低消費電力なのが特長である。
マリモ電子工業、ソフトウェア無線評価ボードを展示
マリモ電子工業は、アナログ・デバイセズ(ADI)製のRFトランシーバーIC「ADRV9002」と安価なSoC、オーディオCODEC ICなどを搭載した「ソフトウェア無線評価ボード」を開発、「組込み/エッジ コンピューティング展【春】」に展示する。
車載電装システム市場、2030年には42兆円台へ
富士キメラ総研は、車載電装システムの世界市場を調査。2020年見込みの約19兆円に対し、2030年には42兆円台の市場規模に達すると予測した。
自動運転車の安全規格標準化へ、業界超えたWG設立
自動運転車のアーキテクチャと標準化の促進に注力する欧州のイニシアチブは、切実に求められている安全性の検討に重点的に取り組んでいる。
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