5Gデバイス機能進化のロードマップについては、2022年にこれまで導入されたデバイスには、SA向けに2から3のNR(New Radio)キャリアに拡張されたキャリアアグリゲーションや、NRデュアルコネクティビティなどの機能改善がみられたと説明。今後、2023年には4つのCCを使ったキャリアアグリエ―ションや上りリンクキャリアアグリゲーションが登場するほか、ミリ波についても「2023年あるいは2024年ぐらいから立ち上がるだろう」(藤岡氏)としている。
セルラーIoT(モノのインターネット)接続のデバイス数も増加を続けており、2027年には55億個にまで達するという。
同社はレポートにおいて特に、「2021年にマッシブIoT(NB-IoTやCat-M)が大幅に成長した」と説明。NB-IoTおよびCat-Mによって接続されるデバイス数は、2021年に約80%増加し、約3億3000万台近くに達したという。このデバイス数は2023年には2Gおよび3Gで接続されたIoTデバイスを上回るうえ、2027年にはブロードバンドIoT(4Gおよび5G)をも上回り、全モバイルIoT接続の51%を占めることになると予測している。
5Gは確かに高速だが「いまだに4Gにつながる方が多い」
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