車載ディスプレイ向けのセグメント液晶ドライバーIC「S1D15106」も展示した。一つ一つのセグメントを個別に駆動するスタティック駆動方式を採用していて、368個のセグメント駆動できる。それにより高いコントラストを実現し、昼間の強い外光下でも視認性を維持できる。
高コントラストに加え、PWM(パルス幅変調)方式による16階調セグメント表示が可能なので、グラデーションなどデザイン性が高い表現ができることも特長だ。「TFT LCDに比べて安価で、カスタマイズしてもコストを低く抑えられるセグメントLCDは、二輪車などで需要が高い。ディスプレイのコストを抑えつつ、表現力を向上させられるS1D15106の需要も、電動バイクの普及などに伴って増えていくのではないか」(説明担当者)
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