村田製作所は、LoRaWAN(Low Power Wide Area)と衛星通信(S-Band)に対応できる通信モジュール「Type 2GT」を開発、量産出荷を始めた。スマート農業や環境センシング、スマートホームなど各種IoT機器の用途に向ける。
村田製作所は2024年4月、LoRaWAN(Low Power Wide Area)と衛星通信(S-Band)に対応できる通信モジュール「Type 2GT」を開発、量産出荷を始めた。スマート農業や環境センシング、スマートホームなど各種IoT機器の用途に向ける。
Type 2GTは、Semtech製のチップセット「Connect LR1121」を搭載した。860M〜930MHzおよび、2.4GHz(ISM Band)かつ最大22dBmの長距離通信と衛星通信が可能である。村田製作所が得意とする無線設計技術や省スペース実装技術、製品加工技術などにより、通信モジュールの外形寸法を9.98×8.70×1.74mmに抑えた。
欧州や米国、カナダ、日本における規格認証も取得している。これにより、最終製品を市場に投入するまでの時間を大幅に短縮することが可能となった。
化石燃料を最大53.0%削減する排ガス処理用耐熱セラミック触媒材料
村田製作所、滋賀に研究開発拠点を新設へ 社内外連携を促進
出雲村田製作所が新製造棟の着工へ MLCCの需要増を見据え
Wi-Fi 6E/7向け無給電素子結合デバイスを量産
脳の錯覚でゲーム機に革新、重さまで伝わるハプティクス技術
厚さ0.18mmの「極薄」積層セラコン、プロセッサ裏面への実装も可能にCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
記事ランキング