2024年4月9〜11日、欧州最大規模の組み込み技術展示会「embedded world 2024」が、ドイツ・ニュルンベルクで開催された。今回、EE Times JapanおよびEE Times Europe記者が現地で取材したレポート記事をまとめて紹介する。
この記事は、2024年6月17日発行の「EE Times Japan×EDN Japan 統合電子版6月号」に掲載している記事を転載したものです。
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ことしで22回目を迎えた組み込み技術の展示会「embedded world 2024」(ドイツ・ニュルンベルク/2024年4月9〜11日)は、欧州の組み込みコミュニティーのメインイベントだが、世界中への展開力を持つイベントでもある。2024年は、約50カ国から1100の出展者と約80カ国から来場者3万2000人が集まった。
コロナ禍後2度目のリアル開催となった前回は44カ国から950以上の企業/団体が出展し計6ホールを埋めていた。2024年はホールは前回から1つ増え計7ホールで開催。初日から多くの来場者が訪れ、会場は熱気に包まれていた。なお、ことしは、IntelおよびAlteraがエッジAI向けに最適化された「Core」プロセッサおよびFPGAなどを発表したのをはじめ、大手からスタートアップまで、低消費電力/小型化/高性能化を進めたエッジAI向け製品/ソリューションを発表、展示する企業が例年より目立っていた。
今回、EE Times JapanおよびEE Times Europe記者が現地で取材したレポート記事をまとめて紹介する。
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