ラティスが次世代小型FPGA「Nexus 2」発表:空白だった回路規模をカバー(2/2 ページ)
さらに今回は、Lattice Avantの新製品として、システムロジックセル数が262kの「Avant 30」と、409kの「Avant 50」を追加した。既に発売している637kの「Avant 70」を含め、顧客の選択肢を広げた。
Lattice Avantの主な仕様[クリックで拡大] 出所:ラティス
新たなFPGAデバイスの市場投入に合わせ、ラティス設計ソフトウェアツールおよび、アプリケーション固有ソリューションスタックの新バージョンも用意した。「Lattice Radiant」と「Lattice Propel」の新バージョンでは、今回発表したLattice Nexus 2 FPGAプラットフォーム、Lattice Certus-N2 FPGAファミリーおよび、Lattice Avant製品をサポート。「RISC-Vバリアント」「改良されたデバッグ」「電力計算」などの新たな機能を追加した。
また、エッジAI「Lattice sensAI」、組み込みビジョン「Lattice mVision」、ファクトリーオートメーション「Lattice Automate」および、車載設計「Lattice Drive」と4つのソリューションスタックもアップデートした。
ソフトウェアソリューションのポートフォリオ[クリックで拡大] 出所:ラティス
- ラティス、ミッドレンジFPGA製品に2種類を追加
ラティスセミコンダクターは、ミッドレンジのFPGA製品ファミリーとして、「Lattice Avant-G」と「Lattice Avant-X」の2種類を発表した。通信機器やコンピューティング、産業機器、車載機器などの用途に向けた製品である。
- ラティス、車載向けソリューションスタックを発表
ラティスセミコンダクターは、FPGA「Nexus」や「Avant」を用いた車載システムの開発を支援する「Lattice Driveソリューションスタック」を発表した。その第1弾は「インフォテインメントディスプレイのブリッジングと処理」に向けたソリューションとなる。
- ラティス、中規模FPGAプラットフォームを発表
ラティスセミコンダクターは、中規模のロジックセル数を必要とする用途に向けたFPGAプラットフォーム「Lattice Avant」を発表。その第一弾として「Lattice Avant-E」のサンプル出荷を始めた。同等クラスの製品に比べ、高い電力効率やコネクティビティ、演算性能を実現した。
- 複雑化するシステム制御を簡単に、LatticeのFPGA
Lattice Semiconductor(以下、Lattice)の日本法人であるラティスセミコンダクターは2022年5月31日、28nm FD-SOI(完全空乏型シリコン・オン・インシュレーター)プロセスを適用したFPGAプラットフォーム「Nexus」の第5弾製品として、「MachXO5-NX」を発表した。
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