ルネサス エレクトロニクスの2024年12月期通期業績(Non-GAAPベース)は、売上高が前年比8.2%減の1兆3485億円、売り上げ総利益率が同0.9ポイント減の56.1%だった。営業利益は同1037億円減の3979億円で、営業利益率は同4.6ポイント減の29.5%だった。当期純利益は同725億円減の3604億円だった。
ルネサス エレクトロニクス(以下、ルネサス)は2025年2月6日、2024年12月期の通期業績(Non-GAAPベース)を発表した。売上高は前年比8.2%減の1兆3485億円、売り上げ総利益率は同0.9ポイント減の56.1%だった。営業利益は同1037億円減の3979億円で、営業利益率は同4.6ポイント減の29.5%だった。当期純利益は同725億円減の3604億円だった。
2024年第4四半期(10〜12月)は、売上高が前年同期比19.2%減の2926億円、売り上げ総利益率が同1.5ポイント減の54.9%だった。営業利益は同401億円減の754億円、営業利益率は同6.1ポイント減の25.8%。当期純利益は同263億円減の719億円だった。
ルネサスの社長兼CEOを務める柴田英利氏は第4四半期を振り返って「想定以上にチャネル在庫を減らすことができ、足元の状況は落ち着いた。全体として底を打ったと見ていて、少しずつ見通しが良くなると期待している」と述べた。
第4四半期の業績は、売上高/売り上げ総利益率/営業利益率ともに予想比で上振れした。売上高の上振れは主に為替の影響によるもので、それを除くとほぼ想定通りだったという。セグメント別に見ると、自動車向け事業の売上高は前年同期比13.5%減の1488億円、産業/インフラ/IoT向け事業の売上高は同25.0%減の1408億円だった。
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