小型で省電力の水晶振動子内蔵RTCモジュール、多摩デバイスが販売開始:パッケージ体積を従来比で62.5%減
多摩デバイスは、Microcystal製のリアルタイムクロック(RTC)モジュール「RV-3028-C8」の国内販売を始めた。水晶振動子を内蔵し小型かつ低消費電流を実現した。ポータブル機器やウェアラブル機器などの用途に向ける。
多摩デバイスは2026年3月、Microcystal製のリアルタイムクロック(RTC)モジュール「RV-3028-C8」の国内販売を始めた。水晶振動子を内蔵し小型かつ低消費電流を実現した。ポータブル機器やウェアラブル機器などの用途に向ける。
RV-3028-C8の外観[クリックで拡大] 出所:多摩デバイス
RV-3028-C8は、外形寸法が2.0×1.2×0.6mmのC8パッケージで供給する。従来のC7パッケージに比べ体積比で62.5%も小さくなった。しかも、バックアップ電源自動切り替え機能を内蔵した。消費電流は電源切り替えなしで70nA(代表値)、ダイレクト電源切り替え時は120nA、レベル電源切り替え時は140nAである。電源電圧は1.1〜5.5V。
時刻精度は常温で±1.0ppm以内、32.768kHzクロック精度は±5.0ppm以内となっている。この他、外部イベント入力検出割り込み機能や、電源切り替え割り込み機能、タイムスタンプ機能などを備えている。
国内代理店の多摩デバイスでは、日本語マニュアルを用意しているほか、国内での設計サポート体制も整えている。
熱暴走の連鎖抑える、LiB向け新型セル間断熱材
デンカエラストリューションは、リチウムイオンバッテリー(LiB)向けの「セル間断熱材」を開発した。デンカが開発した断熱・延焼防止材「ProfyGuard」とクッション性材料を組み合わせた製品で、熱暴走の連鎖を抑えられる。
「世界初」カチッと押せる感圧センサースイッチ ロボの指先用途も
シチズン電子は2026年2月27日、磁気センサーとタクティルスイッチを一体化した「磁気センサースイッチ」を開発した。感圧式センサーとクリック感のあるスイッチを組み合わせた構造は「世界初」(同社)で、低ヒステリシスが追従性の高いセンシングに寄与するという。
「世界最小」Stratum 3準拠の高安定TCXO AIサーバ向け
日本電波工業(以下、NDK)は2026年2月17日、Stratum 3に準拠した温度補償型水晶発振器(TCXO)「NT1612SHC」の開発したと発表した。独自技術によって高温環境下での高い周波数安定性と超小型サイズを「世界で初めて」(同社)両立したという。
AIサーバ向け差動クロック用水晶発振器、京セラ
京セラは、位相ジッタが30フェムト秒という低ノイズを実現した差動クロック用水晶発振器「Xシリーズ」を開発、量産を始めた。位相ジッタが極めて小さいため、AIサーバなど高速かつ大容量のデータ通信を行う用途に向ける。
JDI、次世代衛星アンテナ用ガラス基板を米社と共同開発
ジャパンディスプレイは2026年2月4日、次世代衛星通信アンテナに用いるガラス基板の共同開発/量産供給について、米Kymetaとマスターサプライ契約(MSA)を締結したと発表した。これによって、Ku帯およびKa帯で同時動作可能な次世代マルチバンドメタサーフェスアンテナに用いるガラス基板を共同開発する。
村田製作所は増収減益、米Resonantのれん438億円減損
村田製作所は2025年度第3四半期の業績を発表した。売上高は前年同期比4.3%増の4675億円、営業利益は同50.2%減の379億円だった。主力製品の積層セラミックコンデンサー(MLCC)はAIサーバ向けに需要が高まっていて、社長の中島規巨氏は「値上げは今のところ議論していないが、市況に応じて検討していくべきだと思っている」とした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.