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HDD大手SeagateとWestern Digitalの2026会計年度業績はいずれも2年連続の増収増益福田昭のストレージ通信(322)

今回はSeagate TechnologyとWestern Digitalの2026会計年度(2026年6月期)の通期業績を紹介する。

» 2026年08月24日 11時00分 公開
[福田昭EE Times Japan]

Seagateの通年売り上げは2年連続で30%を超える成長を達成

 ハードディスク装置(HDD)の大手ベンダーである米Seagate Technology(以降はSeagateと表記)と米Western Digital(以降はWDと表記)が、2026会計年度(2026年6月期)の通期(年間)業績を相次いで公表した。公表日(現地時間)は同会計年度第4四半期の業績発表日と同じで、Seagateが2026年7月29日、WDが同年8月5日である。Seagateの四半期業績は本コラムの第319回、WDの同業績は本コラムの第321回で概要をご報告した。

 なお両社は、前年の7月から本年の6月までを会計期間と定めている。両社の前会計年度(2025会計年度、2025年6月期)の業績概要は、本コラムの第285回でご報告した。

 始めはSeagateの2026会計年度(2026年6月期)業績を説明していこう。売上高は前年比34%増の121億9500万米ドルである。2年連続で前年を上回った。営業利益はGAAPベースが40億9400万米ドル、Non-GAAPベースが44億5000万米ドルである。それぞれ前年の2.16倍、2.09倍と大きく増えた。

 粗利益率はGAAPベースが45.6%、Non-GAAPベースが46.1%である。それぞれ前年と比べて10.4ポイント増、10.3ポイント増となった。売上高営業利益率はGAAPベースが33.6%、Non-GAAPベースが36.5%である。それぞれ前年と比べ、12.8ポイント増、13.1ポイント増と大幅に増えた。

Seagateの2026会計年度(2026年6月期)業績まとめ Seagateの2026会計年度(2026年6月期)業績まとめ。出所:Seagate Technologyの業績発表資料(2026年7月29日付け)[クリックで拡大]
Seagateの会計年度別業績推移。同社の公表資料から筆者がまとめたもの Seagateの会計年度別業績推移。同社の公表資料から筆者がまとめたもの[クリックで拡大]

WD(Western Digital)の営業利益率は34.5%と前年から10ポイント上昇

 ここからはWD(Western Digital)の2026会計年度(2026年6月期)業績を説明しよう。2026会計年度(2026年6月期)の売上高は前年比36%増の129億1900万米ドルである。営業利益はGAAPベースが44億5300万米ドル、Non-GAAPベースが48億1700万米ドルとなった。それぞれ前年と比べ、1.91倍、2.07倍と大きく増加した。

 粗利益率はGAAPベースが48.9%、Non-GAAPベースが49.1%である。それぞれ前年から10.1ポイント増、9.7ポイント増となった。売上高営業利益率はGAAPベースが34.5%、Non-GAAPベースが37.7%である。それぞれ前年と比べて10.0ポイント増、12.9ポイント増と大きく上昇した。

WD(Western Digital)の2026会計年度(2026年6月期)業績まとめ WD(Western Digital)の2026会計年度(2026年6月期)業績まとめ[クリックで拡大] 出所:Western Digitalの業績発表資料(2026年8月5日付)
Western Digitalの会計年度別業績推移 Western Digitalの会計年度別業績推移。同社の公表資料から筆者がまとめたもの[クリックで拡大]

(次回に続く)

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