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シャープが国内向けにAIサーバ展開 NVIDIA製GPU搭載鴻海と連携

シャープはAIサーバ事業への参入を発表した。NVIDIAのテクノロジーを搭載したAIサーバを、日本の企業や自治体、研究機関、データセンター事業者などに向けて販売する。

» 2026年09月17日 15時30分 公開
[浅井涼EE Times Japan]

 シャープは2026年9月15日、AIサーバ事業への参入を発表した。NVIDIAのテクノロジーを搭載したAIサーバを、日本の企業や自治体、研究機関、データセンター事業者などに向けて販売する。2027年度の販売開始に向けて、同日から受注を開始した。

業務向けと大規模学習向けの2種類

 生成AIの普及やデータ活用の高度化を背景に、日本国内でもオンプレミスでセキュリティを確保しながらAIを活用するニーズが高まっている。一方でGPUをはじめとする主要部材の需給は逼迫していて、AIサーバの調達には時間や手間がかかる場合がある。

 シャープはこうした状況を踏まえ、調達/製造力に強みを持つ鴻海科技集団(Foxconn)と連携し、AIサーバ事業に参入する。

 展開するのは「業務向けAIサーバー(NVIDIA RTX Proサーバー)」と「大規模学習・推論向けAIサーバー(NVIDIA HGX システム)」の2種類だ。このうち、業務向けAIサーバーは2026年9月15日に受注を開始した。大規模学習・推論向けAIサーバーは2027年度の受注開始を予定している。

左から、「業務向けAIサーバー(NVIDIA RTX Proサーバー)」と「大規模学習・推論向けAIサーバー(NVIDIA HGX システム)」 左から、「業務向けAIサーバー(NVIDIA RTX Proサーバー)」と「大規模学習・推論向けAIサーバー(NVIDIA HGX システム)」[クリックで拡大] 出所:シャープ

 業務向けAIサーバーは「NVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Server Edition GPU」を最大8基搭載できる、モジュール設計に基づいたGPUサーバだ。業務システムへのAIの組み込みやAIアプリケーション開発を想定する。GPUやメモリは顧客の用途に応じて選択できる。

 大規模学習・推論向けAIサーバーは、8基のGPUをNVIDIA NVLinkによって組み合わせたサーバ用基盤である「NVIDIA HGX Rubin NVL8」を搭載し、液冷方式を採用する。AI学習基盤やデータセンターの中核用途に適したモデルで、大規模言語モデル(LLM)を含む生成AIモデルの学習/推論用途に適する。

 販売についてはダイワボウ情報システムおよびリョーサン菱洋と、運用/保守についてはトゥモロー・ネットと連携する。これらのパートナーとの連携によって、顧客への提案から導入、運用/保守までをワンストップで行い、日本国内におけるAIインフラの整備と普及に取り組む。

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