エレクトロニクス技術は年々、われわれの日常生活に深く入り込んできており、切り離すことがますます難しくなっている。そして現在、ワイヤレス医療から3D放送に至るまで、新たなサービスインフラが萌芽しつつあり、エレクトロニクスが担う役割は今後さらに大きくなると考えられる。
この年頭特集では、米EE Timesの編集者が2011年に注目する10の技術を紹介する。2011年以降、これらの技術が人々の話題になったり、開発者や投資家を引き付けたり、消費者に財布のひもを緩めさせたりすることになるだろう。
(1)ジェスチャー認識がハンズフリーで花開く
(2)タッチスクリーン搭載タブレットが続々登場
(3)無線技術がヘルスケアをつなぐ
(4)中価格帯の自動車にも車載レーダーが普及
(5)電力管理の「パーソナル化」が進む
(6)リチウム電池に代わるエネルギー貯蔵デバイスの模索が続く
(7)拡張現実:リアル世界にジオタグを貼り付ける
(8)3D技術の普及はモバイル機器がけん引
(9)3D光計測で立体モデリングの低コスト化が進展
(10)完全に生物分解可能なエレクトロニクス製品を求めて
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