Appleは、同社のCEOであるSteve Jobs氏が辞任すると発表した。後継者として、COOのTim Cook氏が指名されている。
Appleは2011年8月24日、同社のCEO(最高経営責任者)であるSteve Jobs氏が辞任すると発表した。後任者として、COO(最高執行責任者)を務めるTim Cook氏が指名されている。なお、Job氏は今後、Appleの会長に就任する。
Jobs氏は2011年1月に病気休養を発表しており、同氏の不在中はCook氏が業務を執り行っていた。
Job氏は、Appleの取締役会に宛てた手紙の中で、「AppleのCEOとして業務を遂行できなくなった日が来た時には、一番にお伝えすると、常々申し上げてきた。残念ながら、その日が訪れたようだ」と述べている。
Genentechの会長で、Appleの取締役会メンバーでもあるArt Levinson氏は、「Job氏の斬新なアイデアとリーダーシップは、Appleを世界で最も革新的な企業に導いた。彼のAppleに対する貢献度は計り知れない。取締役会の会長という新しいポジションでも、Job氏はその類まれな洞察力と創造力でAppleに貢献してくれるだろう」と語った。
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