Appleは今週、1月19日にニューヨークでメディア向けイベントを開催し、「教育に関する発表」を行うと予告した。アイルランドのブックメーカーは、このAppleの発表内容を早速賭けの対象にしている。果たして本命と大穴は?
消費者向けエレクトロニクスの総合展示会「2012 International CES」開催中の2012年1月11日(米国時間)、Appleが翌週の1月19日に「教育に関する」メディア向けイベントをニューヨークで開催することが明らかになった(ITmedia ニュースの関連記事)。CESの開催地である米国のラスベガスでは今、最も成功を収めた消費者向けエレクトロニクス機器メーカーであるAppleが次にどんなエレクトロニクス技術を発表するかに注目が集まっている。
アイルランド最大のブックメーカー(賭け屋)であるPaddy Powerは、この状況を受け、1週間後にAppleが発表する内容を対象とした賭けを実施している。
Appleが開催するイベントについて現時点で明らかになっているのは、「教育に関する発表」であるということだけだ。世界中のテクノロジ好きが、Appleが次にどんな製品を発売するのかに思いを巡らせている。
Paddy Powerは、このイベントで発表されるテーマについて次のように予想する。大本命は「電子/デジタル教科書」でオッズは1:6である。この後には「iPad Lite」、「iPad 3」と続くが、それぞれオッズは6:1、9:1と大幅に高まる。
さらに、AppleのCEO(最高経営責任者)であるTim Cook氏が復活に力を入れているといわれる「iMacデスクトップ」がオッズ14:1で続く。「iPhone 5」と「Apple Robot Teacher」のオッズはそれぞれ20:1、40:1で、かなり高くなっている。
一方、「Cook氏は今後5年以内にApple史上最高額となる報酬を獲得する」という賭けには、今のところ誰も乗っていない。Appleは今週、Cook氏が2011年の報酬として基本給90万米ドルと、時価にして3億7600万米ドル相当のApple株を受け取ったことを明らかにしている。ただし、この株式のうち半分はCook氏が5年間CEOを務めた場合に付与され、残り半分は10年間務めた場合に付与される契約だという。
この契約は、AppleとCook氏の双方にメリットがあるという見方もある(参考:The Washington Postの英文ブログ記事)。
以下は、Appleが2012年1月19日に発表する内容に関するオッズの一覧である。票を集めるのはいったいどれだろうか?
オッズ | Appleの発表内容 |
---|---|
1:6 | 電子/デジタル教科書 |
6:1 | iPad Lite |
9:1 | iPad 3 |
14:1 | iMacデスクトップの復活 |
16:1 | Appleテレビセット |
20:1 | iPhone 5 |
40:1 | Appleロボットティーチャー |
さらにPaddy Powerは、「2012年にAppleは何機種のiPadを発表するか?」も賭けの対象にしている。オッズは以下の通りだ。
オッズ | 2012年に発表されるiPadの数 |
---|---|
16:1 | ゼロ |
10:11 | 1機種 |
4:5 | 2機種 |
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