「CEATEC 2012」におけるローデ・シュワルツ・ジャパンのテーマは『豊かな暮らしと社会の創造をささえる最新の測定ソリューション』だ。4K2K動画信号によるAVインタフェースの測定ソリューションやNFCデバイスのRF評価ソリューションなどを展示する。
2012年10月2〜6日の5日間、最先端ITとエレクトロニクスの総合展「CEATEC JAPAN 2012(以下、CEATEC 2012)」が開催される。
CEATEC 2012の開催に先立ち、アイティメディアが運営するエレクトロニクス系3メディア、EE Times Japan、EDN Japan、MONOistではCEATEC 2012の特設ページを設け、各編集部が厳選した注目企業の見どころ情報や新製品リリース、速報、イベントリポートなどを多数紹介していく。
本稿では、通信から映像まで幅広い測定アプリケーションを通してエレクトロニクスの発展を支えるローデ・シュワルツ・ジャパン(以下ローデ・シュワルツ)の出展内容を紹介する。
>>3メディア合同「CEATEC JAPAN 2012特集」
ローデ・シュワルツのCEATEC 2012の展示テーマは『豊かな暮らしと社会の創造をささえる最新の測定ソリューション』だ。豊かな暮らしと社会の創造につながるイノベーティブな機器やシステムの開発を加速する、同社にしかない最新ソリューションを中心に展示する。
今回のブース展示では特に、4K2K動画信号を用いたAVインタフェースの測定ソリューションと、NFCデバイスのRF評価ソリューションに注力しており、4K2Kの動画信号の発生からプロトコル解析までを1台でカバーするビデオ・テスタR&S VTEを参考展示し、NFCでは測定器本体に加えてリファレンス・アンテナや解析ソフトウェアを含むトータルソリューションを見せる。
このほかスマートフォン関連では通信と映像の2つの切り口に分け、通信ではLTE-Advanced開発のための最新シグナル・アナライザR&S FSWとシグナル・ジェネレータR&S SMU200A、映像ではMHL/HDMIインタフェース評価用テスタとISDB-Tmm 受信機評価ソリューションを展示する。クラス最速の波形更新レートと低ノイズでデバッグ効率を飛躍的に向上させるデジタル・オシロスコープR&S RTOや、EMCのコンプライアンス試験を画期的に高速化させる世界最速の新製品EMIテスト・レシーバR&S ESRも披露する。
また出展企業セミナでは、「MHL、HDMI 技術概要とローデ・シュワルツの新しい測定ソリューション」として、新製品ビデオ・テスタR&S VTEを中心に、高速AVインタフェースの効果的なテストについて紹介する。
ローデ・シュワルツは、現在のエレクトロニクス業界を取り巻く市場のグローバル化と厳しい国際競争は今後も続くと考え、その環境下で関連企業が成長していく上で、同社が貢献できる課題は、国際基準に合った商品の開発と世界に先んじる最先端の商品開発であるととらえている。
CEATECでは、通信、映像から汎用電子計測まで幅広いアプリケーションをカバーするローデ・シュワルツの測定ソリューションを多くの方に周知するだけでなく、予想外の顧客とのコミュニケーションから生まれる新しいアイディアにも期待するとしている。
会期 | 2012年10月2日(火)〜6日(土) |
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時間 | 10:00〜17:00 |
会場 | 幕張メッセ |
ローデ・シュワルツ・ジャパン社 | ブースNo.:6C62 |
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