前編に続き、簡単な無線接続を提供するツールを紹介する。「Cortex-M3」を搭載したボードや、SDカード状のWi-Fiモジュールなどが登場する。
前編はこちらから
Xivelyとmbedは、接続機器の迅速なプロトタイピングをサポートする「Xively Jumpstart Kit」を提供する。このキットは、ARMの「Cortex-M3」コアを採用したマイコン「LPC1768」の他、センサーと液晶ディスプレイ、通信ポートを提供するmbedアプリケーションボードで構成されているという。
ユーザーは、mbedオンライン開発ツールやライブラリ、ドライバなどを利用して、通信やインターネットへの接続を実行できる。さらに、API(Application Programming Interface)ライブラリを使って、クラウドに接続することも可能だ。Xivelyクラウドサービスでは既に、2億5000万台以上の機器が接続されていて、そのユーザー数は1700万人に上るという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.