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意外と知らない? 計算機の歴史を神楽坂でたどってみた起源は小石(2/3 ページ)

» 2015年03月23日 10時00分 公開
[村尾麻悠子EE Times Japan]

そろばんの登場

 そろばんというと日本のイメージが強いかもしれないが、起源はローマだといわれている。それがシルクロードを通って日本に伝わったようだ。また、ロシアやイランなどでも使われてきた。


photophoto ローマの溝そろばん(左)。右は、あんずの種を玉に使ったそろばん(クリックで拡大)
photophoto 玉を横にスライドさせるロシアのそろばん(左)とイランのそろばん(クリックで拡大)

 こうして並べてみると、日本以外のそろばんの玉は、だんごをつぶしたような平たい形状であることに気付く。日本のそろばんの玉は、ひし形をしている。日本人は、玉をより速く弾けるように改良したのである。ガイドの学生さんは、「このように、日本人は昔から改善していくのが得意だったのです」と説明してくれた。

 ちなみに、そろばんは1700年前後(元禄時代)から子どもの教育に使われ始めたようだ。いわゆる「寺子屋」で“読み書きそろばん”の教育に力を入れたことで、江戸末期の日本の識字率は世界最高水準にあったといわれている(参考:「実物でたどる コンピュータの歴史」竹内伸 著)。




photo ん? なんかちょっと違和感が



photo え……! なんか長くないか?



photo ここまで引いて撮影しても、まだ全長が明らかにならない! 長すぎやしないか!?



photo 151桁!! これ、1人用なのだろうか

 せっかく、こんなに長いのだ。スマートフォンでパノラマ撮影というやつを試してみたい。


photo 芸術的なレベルのガタガタ具合(クリックで拡大しないでください)



photo 全然パノラマじゃない(しかも右側が上がっている)



photo 今のスキルでは、これが精一杯だ……!(※ここまで7回チャレンジしている) ていうか、正しい撮影法を誰か教えてください! (クリックで拡大しないでください)

 鬼気迫る表情で撮影を繰り返していたところ、「あの〜、すみません、そろそろ……」と、おそるおそる声をかけられたので、次のコーナーへ移動することにする。

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