AWG4000シリーズは、機能集約だけでなく、信号ジェネレーターとしての性能向上も図っている。
従来のファンクションジェネレーター相当のベーシックモードでは、最高600MHzの帯域を利用でき、「高速動作のCPUに対し、ジッタを与えたストレステストのクロック源として使用できるようになった」。またベーシックモードでは、2.5Gサンプル/秒、14ビット分解能、16kポイントの任意波形生成が行え、任意波形の編集は別途PCなどで行う必要がなくAWG4000本体で行える。
複雑な波形生成に向くアドバンスモードは、750MHzの最高帯域を誇り、最大1万6384シーケンスに対応する。またAWG5000Cシリーズなど従来の任意波形ジェネレーターでは、アナログチャンネル、デジタルチャンネルがメモリを共有し、信号が連動したが、AWG4000では、アナログ、デジタルそれぞれメモリを持って独立。関係性のないアナログ信号、デジタル信号を生成できるようになり、柔軟性が向上している。
スマホ連動タイプの超小型信号発生器
異常信号を取りこぼさず検出して捕捉、「802.11ac」規格テストにも対応
“6 in 1”オシロスコープ、機能や性能を手元でアップグレード可能
ベンチトップ並の高性能スペアナ、低価格で提供Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
記事ランキング