計測器レンタル事業を支える巨大技術拠点に迫る : 電子ブックレット
EE Times Japanに掲載した記事を読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集した「エンジニア電子ブックレット」。今回は、計測機器レンタル大手として事業領域を拡大させるオリックス・レンテックを支える巨大な拠点「技術センター」について紹介します。
アイティメディアがモノづくり分野の読者向けに提供する「EE Times Japan」「EDN Japan」「MONOist」に掲載した主要な記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集した「エンジニア電子ブックレット」。今回は、計測機器レンタル大手として事業領域を拡大させるオリックス・レンテックを支える巨大な拠点「技術センター」について紹介します。
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計測機器レンタル大手として事業領域を拡大させるオリックス・レンテック。現在、同社がレンタルする機器は、3万3000品種160万台を超える。なぜ、これほどまでの数の機器を貸し出せ、ユーザーの信頼を得られるようになったのか。同社事業の根幹を支えるという拠点「技術センター」を取材した。【著:竹本達哉】
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ソフトが決める製品機能、生死を分けるテスト能力
エレクトロニクス製品の機能にソフトウェアが占める割合が急速に高まっている。ソフト中心のものづくりだ。こうしたなか、エレクトロニクス関連企業の抱える課題とは何か、どうすれば解決できるのか。米テキサス州オースチンで開催された米ナショナルインスツルメンツ(NI)のテクニカルカンファレンス「NIWeek 2016」の会期中、同社のエクゼクティブ・バイスプレジデントを務めるEric Starkloff氏に聞いた。
4GHz帯で10ビットの縦軸分解能を実現するオシロ
テレダイン・レクロイ・ジャパンは2016年9月1日、広帯域、高速サンプリング、高分解能を実現したオシロスコープ「HDO9000シリーズ」を発表した。新しく採用した「HD1024テクノロジー」により、帯域を犠牲にせず高分解能を実現。4GHz帯で10ビットの縦軸分解能を提供するという。
計測器、技術の要はハードからソフトに
キーサイト・テクノロジーは、プライベートセミナーおよび展示会「Keysight World 2016 東京」を2016年7月14〜15日に開催した。それに合わせて来日した、米国本社Keysight Technologies プレジデント兼CEOのRon Nersesian氏に、Keysightの戦略などを聞いた。
新型プローブ、これまで見えなかった信号を観測
テクトロニクスは、光アイソレーション型差動プローブ「TIVMシリーズ」6製品の販売を始めた。新製品を用いることで、これまでコモンモードノイズに埋もれて見えなかった信号の観測が可能となる。
悪質なドローン見つけ、制御不能に追いやる技術
ローデ・シュワルツは、2016年9月にドローンの検知/監視/対策できるソリューション「ARDRONIS」を国内で展開する。ARDRONISはアンテナやレシーバーで構成され、ドローンを検知するだけでなく、操縦者の居場所を方位で特定し、電波にノイズを付加する「ジャミング」を行うことで制御不能にできる。しかし、同社によると、国内でジャミングは利用できないという。
RF ICのコスト削減を実現するのはテスト工程だ
半導体ICは、高機能化に反比例するように価格の低下が進んでいる。スマートフォンなどに搭載されるRF ICでも顕著な傾向であり、RF ICサプライヤーは、いかに低コスト化を図るかについて試行錯誤している。低コスト化を実現する方法の1つが、テストにかかるコストを抑えることだ。
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