村田製作所、ソニー電池事業買収を完了:エネルギー分野の中核事業に
村田製作所は2017年9月1日、ソニーグループの電池事業の買収が完了したと発表した。
村田製作所は2017年9月1日、ソニーグループの電池事業の買収が完了したと発表した。
村田製作所とソニーは、2016年10月31日にソニーの電池事業を175億円で村田製作所が取得することで最終合意していた。当初、2017年春の譲渡完了を目指していたが、関係当局の審査状況から日程を変更し、9月1日の譲渡完了となった。
譲渡は、2016年12月9日にソニーが設立し、2017年9月1日付で譲渡対象事業を承継した東北村田製作所(福島県郡山市)を村田製作所が取得する形で実施された。2016年10月31日の最終合意時点では、ソニーから村田製作所に転籍する従業員数は8500人としていた。
村田製作所は買収完了に伴い「ソニーグループの培ってきた電池事業の技術力と事業経験を承継し、注力市場であるエネルギー分野の中核事業にすえ、(中期的な)経営目標の実現に向けた取り組みを実行していく」としている。
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村田製作所は2016年10月31日、既に基本合意していたソニー電池事業取得に関してソニーと最終合意に至ったと発表した。譲渡額は約175億円。
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